2017-02-14 第193回国会 衆議院 予算委員会 第11号
こう言ったけれどもこれはやめるし、やめるからこっちへ来いよとかという全体像の中で考えなければいけないわけでありますから、一々に我々が反応する、あるいは、私たちがやっている中東和平工作そのものであれば別でありますが、まさに米国がやろうとしていることについて私が今コメントするのは差し控えさせていただきたい、こういうことでございます。
こう言ったけれどもこれはやめるし、やめるからこっちへ来いよとかという全体像の中で考えなければいけないわけでありますから、一々に我々が反応する、あるいは、私たちがやっている中東和平工作そのものであれば別でありますが、まさに米国がやろうとしていることについて私が今コメントするのは差し控えさせていただきたい、こういうことでございます。
エジプトのムバラク大統領がアメリカ、イギリス、フランス訪問の途につかれて、そしてその中で、レーガン大統領と会談をされた中身も中東和平工作に対しての再開を要請するということでありましたが、しかしこれ、究極どういう形になるかということは別として、国連決議の二百四十二というのが認められるか認められないか、これを基本原則として承認するのかしないのか、この辺はどこまでいっても問題の焦点になっていくわけであります
そこで、なかなか複雑であり、流動的でありますから注意深く見守っておりますけれども、日本は、こういうアラブ諸国に対する非常な影響があるばかりでなく、中東和平工作というふうな、このいま反対しているアラブ諸国との話し合いができなければ本当の和平は来ないわけでありますから、そういうことに配慮しながら、これを見守り、かつまた日本がなすべき役割りがあれば果たしていきたい、こう考えております。
外務大臣がきのう行われた「ヘンリー・オーエン米大統領特別代表との会談で、園田外相はカーター米大統領の調停で平和条約調印へ一歩を踏み出したエジプトとイスラエルの中東和平工作に対する経済的な側面協力として、エジプトに対する米国、日本、西独などの「援助分担」構構にわが国が応ずる考えのあることを表明した。」というふうに発表されておりますが、これは事実と反するということですか。
ただ、中東和平工作には日本も重大な関心を持っておりますから、この中東和平工作がうまくいくために、中東諸国に対する応分の経済協力をすることは考えております。
しかし、米国としては、仮にここでうまくいけばよし、いかなくとも、その後続けて努力を続行するものと考えておるわけでありますが、中東和平工作というものは周辺の国々の非常な熱望でもございまするし、日本にとっても諸般の情勢から大事なところでありまするから、日本政府としては、この和平工作に向かって日本政府がなすべき政治的経済的役割りがあれば、果たすべき検討と用意をしておるところでございます。
たとえばアフリカ問題にいたしましても、中東和平工作にいたしましても、米国とソ連がお互いに利害対立しているということは当然でありますけれども、米国は内々は連絡とれるものは緊密に連絡をとってソ連とも話をしておりますので、この状態は、米国も不測の事態を起こしたくないという気持ちがあるわけであります。わが日本は平和外交に徹するということは、どこの国にも平等に交際するという意味ではございません。
これについて日本がなすべきことは、中東和平工作というものが進みやすいように協力をすること、それから非産油国に対する経済的な協力、それからまたEC、米国等に対する連絡ということが日本のやるべきことだと考えておりますか、注意しなければならぬのは、イスラエルとそれからアラブ諸国との対決を、それをそのまま進めていくようなかっこうではなくて、イスラエルの面目も立てながらこの和平工作がうまくいくようにということを
竹島占拠に対する態度、日韓大陸棚協定と中国との関係、国連に対する協力と国際公務員の派遣、国連大学に対する各国の拠出状況と対策、国連軍縮会議への福田総理の出席見通し、中東諸国に対する文化会館の設置、国際人権規約の批准、金大中氏事件のその後の経緯、在外公館の国有化問題、日米首脳会談の議題、米韓合同演習による在日米軍の行動、事前協議の内容、アジア地域に対する経済協力の構想、経済援助の五カ年倍増計画、中東和平工作
なお、この際、中東問題についてのお話がありましたが、サダトの勇気ある行動によって、この契機により中東和平工作が始まっておるとおりであります。
キッシンジャー国務長官による今回の中東和平工作が失敗したのでありますけれど、これはいわゆるキ長官の発言からしまして、工作の中断と考えるべきかどうか、政府の判断をまず伺いたいのであります。